Life Trigger | ライフトリガー

あなたに「きっかけ」をお届けします。

遊びながら働けば生産性はどんどん高まる

いや、遊びながら働いて、生産性が上がるわけないでしょ!と思う人は多いと思います。

正直私も思っています。

私も仕事が楽しくないと思う時も多いですし、仕事だから仕方がないと我慢していることも少なくありません。

もし、本当に意味もなく目の前の楽しいことだけを求めていたら、生産性なんて上がるわけがありません。

むしろ落ちると言っても良いのではないでしょうか。

では、どうやって遊びながら働いて生産性を高める事ができるのでしょうか。

今回私が読んだ本にはこんな事が書かれています。

「どんな仕事や職場なら自分は楽しく働けるのか」「自分に合った仕事の楽しみ方とは何か」を知り、楽しく仕事ができる環境を自らつくりだしていかなければなりません。

なるほど。

遊びながら働くと言うことは、ただ目の前にある楽しいことをしているだけではなく、自分から楽しい職場づくりを作り出していかないといけないということらしいです。

また、遊びながら仕事をするとはどう言う状態かといいますと、仕事と遊びの境界線があいまいで、仕事をしているのか遊んでいるのかわからない状態のことを指しています。

この様な状況のことを「PLAY WORK(遊ぶ様に働く)」と呼ぶそうです。

そしてこの本には、PLAYWORKをするにあたって、4つのステップがあると紹介されています。

そのステップとは、

  • ステップ1:自己認識

  • ステップ2:自己開示

  • ステップ3:自己表現

  • ステップ4:自己実現

順番になっています。

詳しくはこの本を読んで実践してみて欲しいのですが、私が取り組んだ内容を元に、大まかな流れを紹介したいと思います。

ステップ1:自己開示

このステップでは、自分のことを深く理解する事が大切です。

「自分のやりたいことは何か」を明確にすることができれば、それに夢中になる事ができるので、楽しく仕事ができると言うわけです。

私がやりたいことは何かと言いますと、

  • 本をたくさん読みたい
  • 人をワクワクさせたい
  • 親孝行をしたい

細かいことはたくさんあるのですが、大きな枠で考えるとこの3つが出てきました。

これを考える時に良い質問があります。

それは、「子供の頃に何に興味がありましたか?」「子供の頃の夢はなんですか?」です。

私が子供の頃に何に興味があったか考えてみると、本は割と好きな方だったかなと思いました。

小学生の時は学校の方針で毎日朝に本を読む時間が設けられていて、そこで興味のある本を読んでいました。

その時読んでいた本は、怪談レストラン、ハリーポッターかいけつゾロリなどを読んでいましたね。

それから中学校でも本を読むのは続いており、山田悠介さんの本をたくさん読みあさり、高校生はライトノベル、大学生は広く浅く小説を読んでいました。

そう考えると、私が好きなことって本を読むことかも知れないと気付きました。

ステップ2:自己開示

自分のことを周りの人に知ってもらうことで、応援やサポートが受けやすくなります。

自己開示を上手くしていると、「この人は〇〇な人だから、こう言う仕事を任せてみよう」「この仕事は〇〇さんが好き(得意)って言ってたよ」と自分が楽しく取り組める仕事に関わる事ができると言うわけです。

私の場合は最近読書会と言うものを開いており、私が本が好きと言うことを開示したり、読書を通して人をワクワクさせることができないかを考えています。

もちろんこのブログを書くことで、一種の自己開示にもなっていると思います。

また、自分が一方的に自己開示をしているだけでは一方通行になってしまうので、相手のことも知る必要があります。

ステップ3:自己表現

このステップは、少し難しい考え方になるかも知れません。

まず知っておいて欲しいのは、「相手にとって価値と感じれば、それは報酬になる」と言う事です。

例えば、私がこのブログを運営して記事を書いていることに対して、あなたが興味を持ってくれて、この記事で紹介している本が面白そうと思ってリンクから本を買ってくれたとします。

それだけで私は価値を提供できていることになり、報酬(Amazonアソシエイト)が手に入るわけです。

ですので、大切なのは「自分が提供できる価値は何か」を考えることです。

価値と聞くと難しいかも知れませんが、「自分の一言で相手が笑う」これだけでも相手に価値を提供していることになります。

もし全く思いつかない人は、「最近ありがとうと言われたこと」思い出してみてください。

それは、あなたがその人に価値を与えてお礼を言われた証拠だと私は考えます。

また、自己表現で気をつけないとことは「自分が提供する価値=相手が求める価値ではない」と言う事です。

ステップ4:自己実現

自己実現で難しいのは、「自分がもたらす価値が、周りの人や会社に認められてこそ、自己実現ができていると言える」というところです。

自分が価値を発揮していると思っても、周りの人が価値として受け入れていなかったら、それは自己実現できていると言えないのが辛いところです。

フリーランスで仕事をしている人は、自己実現を実感しやすいかも知れませんが、サラリーマンとして仕事をしている人は、実感しにくいかも知れません。

そこで、意識して欲しいことは、「人生は自分が主役」と言うことです。

この本にはこんな言葉がありました。

THIS IS YOUR LIFE(これはあなたの人生です)

この言葉は、アメリカのデザイン会社、ホルスティー社が掲げた言葉ですが、この言葉を聞いてどう感じましたか?

今の自分は自分の人生をどう過ごしているでしょうか。

自分のやっていること、仕事を考えさせられる一言だと私は思います。

自分の人生、自分の役割は自分で決める。

これを意識して日々取り組む事が、自己実現ができるきっかけになると思います。

以上の4つがPLAY WORKをするステップとして紹介しましたが、この本にはさらに具代的な取り組みや考え方が書かれています。 また、PLAY WORKには7つのタイプに分かれるらしく、自分のタイプがわかる診断表がコラムとして用意されていますので、気になった人は是非読んでみてはいかがでしょうか。