アイデアを出すにはメモをとれ!
みなさんは、メモはとりますか?
とる時は、どんな時にメモをとりますか?
多くの人は、何かを忘れない時に紙に書いて「記録」としてメモをすると思います。
ですが、メモの効力はそれだけではありません。
メモには様々な効力、「魔力」が備わっております。
その魔力について書かれている本がこちらの、「メモの魔力」という本です。
2018年に出版された本ですが、いまだに書店では平積みで置かれているほど有名な本だと思います。
ではメモとは「記録」の他に、どういう時にメモを活用する事ができるのでしょうか。
それは、「知的生産性」のためにメモを活用する事ができます。
また、メモをとる事によって鍛える事ができるスキルが5つあり、この本では、
- アイデアを生み出せる様になる
- 情報を素通りしなくなる
- 相手の深い良い話を聞き出せる
- 話の骨組みがわかる様になる
- 曖昧な感覚や概念を言葉にできる様になる
とあります。
その中でも私は、「 アイデアを生み出せる様になる」が個人的には一番興味をそそられました。
アイデアを生み出すメモの書き方としては、まず、ノートは見開きで使用します。
見開きで使用する理由としては、左脳と右脳の働きをイメージして、左は事実で右が発想からきているそうです。
そして書き方なのですが、左側のページには、どこかで見聞きした内容を具体的かつ客観した事実を書きます。
これを「ファクト」と表現されています。
そして、そのファクトを一言で表したりする、標語を書くための余白を左に1/5ほど空けておき、都度書いていきます。
次に右側の書き方ですが、まず右のページは半分に分けて使います。
右側のページの左半分は、ファクトとして書いた内容を抽象的に考えて書いていきます。
例えば、
「メモをする事で自分を知る事ができる」
というファクトを書いたとします。
これを抽象的に表現すると、
「自分の中にある情報をアウトプットする事で、考えを整理する事ができる」
といった、表現ができるかなと思います。
そして右のページの右側には、その抽象化した内容が他に転用できないか考えて書きます。
先ほどの
「自分の中にある情報をアウトプットする事で、考えを整理する事ができる」
を転用してみると、
「話し手が聞き手に情報をアウトプットする事で情報の整理をする事が出き、聞き手は何かしらの報酬を得る事ができるサービスを作る」
の様な転用ができるかなと思います。
あとはこの書き方に沿って、ひたすらメモをとるだけです。
とはいえ、メモのとり方を知っただけですと意味がないので、実際に私もこの本を読んで気になった部分をメモにまとめてみました。
この本で紹介されている様に、左のページにはファクト。 右のページには、抽象と転用と意識して書いてみました。
実際にメモをとってみる事で、「この本は面白かった」だけで終わらせる事なく、しっかりと自分の知識として情報を整理する事が出きたと感じました。
今回使用したノートは、キャンパスの1号ノートで書いてみたのですが、ノートが大きいとたくさん書けますし、自由な場所に書ける気楽さも相まって、とても書きやすかったです。
家では大きいノートで良いのですが、外に持ち歩く時は、どんなノートにしようか悩みますね。
自分のテンションが上がるノートを購入して、メモへの熱を高めて行こうと思います。
今回はメモの魅力を紹介するにあたって、本に書かれている内容を所々省略して説明している部分もありますので、より詳しく知りたいと思った人は、是非読んでみてください。
他にも、この本ではメモを活用して自分の事を深く知る事ができたり、自分の夢を叶えるためにメモを活用する方法も書かれており、どの内容もワクワクして読める本だと私は思います。
また、付録として自分を知るための質問が1000個記載されているので、自己分析をするためだけに買ったとしてもオススメできます。