【小説編】私がおすすめする本たち【※随時更新】

ハーモニー

この世界では大人になると自分の身体は全て政府に管理され、食べるもの、成長の記録、社会への貢献度も全て見える化されてしまいます。

全てが管理されているため、自分が食事をする時にもカロリーが高すぎると注意されるため、太っている人は誰1人としていません。

また、少しでも精神に乱れが発生すると、カウンセリングに促されます。

そんな世界に嫌気がさした少女がいます。

子供の時はまだ政府に身体を管理されていないため、大人にな流る前に「この身体は自分のものだと証明する」ために、一緒に死なないかと2人の少女に提案します。

果たしてこのセカイはユートピアだと思いますか？ディストピアだと思いますか？

主人公の榊原恒一は、東京の学校から田舎の学校に引っ越してきます。

転校した学校では曰く付きのクラス、三年三組に転入します。

そこでは見崎鳴というクラスでハブられている？少女と出会い、主人公は少女に惹かれて積極的に関わろうとします。

ですが、それはクラスでの"おまじない"を破る行為だとは知らず、どんどん見崎鳴に関わってしまいます。

それが発端で？クラスでは次々に様々な死を遂げるクラスメイトが現れます。

その連続的な死を止めるべく、主人公と見崎鳴は三年三組の歴史を調べ始める物語です。

小説だからこそ体感できる叙述トリックが満載で、結末にはかなり驚かされました。

プログラミングを少しかじった事がある人であれば、最大限楽しめる小説だと思います。

真賀田四季という天才がいるという研究所に、主人公の犀川創平と西之園萌絵が訪れます。

なんとそこでは、密室の部屋から出てきたロボットに乗せられた真賀田四季が、死体となって発見されます。

ウェディングドレスを纏い、四肢が切断された怪奇的な死を目の前に、犀川創平と西之園萌絵は不可思議な密室殺人に挑んでいく物語です。