Life Trigger | ライフトリガー

あなたに「きっかけ」をお届けします。

人生初の自作PCに挑戦して分かったこと【PCは妥協してはいけない】

今回は初めて自作PCを作った話をしていこうと思います。

また、standfmという音声アプリでも情報を発信していますので、よかったら聞いていってください。 少しでも面白いな、為になったなと感じましたら、フォローもしてくれると嬉しいです!

私の仕事はシステムエンジニアなのですが、よく勘違いされる事として「エンジニアだからパソコンも詳しいんでしょう」と思われることがあるのですが、それは全く違います。

もちろんパソコンに詳しいエンジニアの方もたくさんいると思いますが、私は全くパソコンに詳しくありません。

ということで、全く知識の無い私がどうやって自作パソコンを作ったかを話していこうと思います。

まず、全く知らないので調べるところから始めるのですが、やっぱり色々調べても分かりません

ですが、


「CPUはintel core i7とか Ryzen○○ とかっていうやつでしょ?」

「グラフィックボードはゲームをする時に使ったりするやつでしょ?」


など、そういう1つ1つの役割は何となく分かるのですが、


「じゃあ何を買えばいいの?」

「CPUはIntelAMD製があるけどどっちがいいの?」

「そもそもこの組み合わせって動くの?」


など、1つのパソコンとして考えると全く分かりません。

昔であれば、そういうのも1つ1つ調べて行くのは楽しかったのですが、社会人になった今の私には時間がなかなかありません。

ですが、偶然にも私の知り合いにパソコンに詳しい人がいたので、今回はその人に聞きながら私の要望を伝えて言われるがまま買いました。

なのでこれを読んでいる人で、私も自作パソコン作ってみたいけどわからないと言う人は、周りに自作パソコンに詳しい人がいないか探してみてください

その人に聞いて買うのが一番手っ取り早いです。

最近ですと、PCパーツ店などのお店に電話をすると相談に乗ってくれるところもあるようですよ。

購入について相談する時に、あらかじめ決めておいた方が良い事としては2つあります。


  • 自作パソコンを作って何がしたいか
  • 予算はどれくらいか


この2つは絶対に決めておいた方がいいと思います。

自作パソコンを作る目的はとても大切です。

ブラウジングをしたいのか、エクセルなどのソフトを使いたいのか、ゲームをしたいのか、配信をしたいのか、3Dグラフィックを扱いたいのか。

目的によって必要なパソコンのスペックも大きく変わってくるので、相談する前に絶対に考えておきましょう。

そして予算も必ず必要です。

正直、予算が無限だったら高いCPU、高いグラフィックボードなど、高い○○のパーツで揃えれば完成してしまいます。

ですが、実際はそうじゃないですよね?

自作パソコンに裂けるお金は15万円ぐらいかな?という目安があるはずです。

なのでその予算内で目的に合ったCPUを探したり、「パソコンのケースの値段は下げた方が良いな」など、予算によってどこを妥協するかを考える指標になるので絶対に考えておきましょう。


では、参考になるか分かりませんが、私が自作パソコンを作りたいと思った目的と予算感の話をしようと思います。

私が自作パソコンを作る目的は、「VTuber用のパソコンを作る」です。

なので3Dのグラフィックが問題なく動く事と、ストリーミング配信ができる事が最低限の条件でした。

そして予算感は15~17万で作れればいいなぁと考えていましたが、結果的に18万弱になりました。

やはり妥協できない条件もありましたし、15~17万で作れれば安いなぁと考えていたのと、20万は絶対に超えないと決めていたので、個人的に18万円でも問題ありませんでしたが、想像より値段は高くなってしまいました。

原因としては、グラフィックボードが高いからですね。

グラフィックボードは基本的に映像出力に関するものなのですが、最近は仮想通貨のマイニングでも使用されるので値段が高騰しているそうです。

グラフィックボードは「グラボ」と略します。

現役で活動している VTuberさんのパソコンのスペックを見てみると、かなり高スペックなものを使用していました。

そしてグラボの値段を見ると、だいたい10万円を超える良いグラボを使用していましたが、流石にそこまでいくと予算的にも手が出せません。

私は本業としてVTuberをやりたいわけではなく、趣味程度として配信活動をしてみようかなと思ってるぐらいなので、そこまでのお金は出せませんでした。

ここでパソコンを作る目的や予算感が決まっていないと、妥協ラインや引き際が分からず、不幸な買い物をしてしまう可能性が高くなります

私の場合、グラボはあまり妥協できないという事で、グラボとCPUに力を入れましたが、そもそも自作PCで重要なパーツと言えばこの2つです。

なので、結局はあまり妥協したとは言えませんね笑

とは言え、パソコンのケースなどはできる限り妥協したのですが、やはり見た目もかっこいい方が良いので、Amazonで適当に見て一目惚れしたPCケースを購入しました。

値段は1万円しないぐらいでしたが、正直もう少し安くする事は出来たと思います。

あとはCPUとマザーボードと電源など、色々なパーツがセットで安く売っているサイトがあったので利用しました。

メモリは最低限16GB以上かつSSDは絶対に外せないなどを考えているうちに、最終的には18万弱で自作パソコンのパーツを購入しました。


ここからは、私が実際に買ったものを紹介していきます。

一覧はこちらです。

名前 詳細 値段
マザボ MSI B560M PRO-VDH WIFI 約15000円
CPU intel Core i7-10700 約36000円
OS Windows10 Pro 約22000円
電源 MSI MPG A750GF 約12000円
グラボ NVIDIA GEFORCE RTX 3060 約66000円
冷却ファン 虎徹 MarkII 約3400円
PCケース Silencio S600 約10000円
メモリ 16GB 約8000円
ストレージ SSD1TB 約12000円
グリス ドイツ Thermal Grizzly 約750円

その他

名前 詳細 値段
有線LAN 特になし 約2000円

文章は冗長になってしまいますが、1つ1つ購入した理由を話していこうと思います。

まずはパソコンの基盤になるマザーボードですが、MSI B560M PRO-VDH WIFI というものを約15000円ぐらいで購入しました。

そしてCPUは intel Core i7 の10世代モデルで約36000円しました。

OSはWindows 10Proにしました。

ゲームをやってる人や配信者さんはWindows 10Homeが多いと思うのですが、私がシステムエンジニアという都合上、Windowsでも開発がしたいと考えているので、Windows 10Proにしました。

これは約22000円でちょっと高いですよね...

そしてパソコンを動かす為のバッテリー(電源)はMSI MPG A750GFという750Wの電源を買いました。

これが約12000円です。

この「マザーボード」「CPU」「OS」「バッテリー」がセットになって少し安く販売されていました。

問題のグラフィックボードですが、やはりこれが一番高かったですね。

グラボは NVIDIA GEFORCE RTX 3060 です。

なんと約66000円でした。

冷却ファンはIntel CPUの付属の冷却ファンでも良かったのですが、排熱の効果を高めるために 虎徹 Mark II という冷却ファンを約3400円で購入しました。

PCケースはSilencio S600というミドルタワークラスのPCケースを約1万円で購入しました。

メモリは Klevv という会社の8GBメモリを2枚購入し、合計16BGで約8000円。

SSDM.2モデルでCrucialのP2シリーズの1TBで約12000円でした。

その他、CPUと冷却ファンの熱伝導率良くして排熱効果を高めるグリスというものを塗るのですが、それが750円ぐらいでした。

後は家の都合上Wi-Fiと私の部屋がとても離れているので20mの有線LANを2000円ぐらいで買いました。

なので自作PCに関するものは18万弱で収まったのですが、その他周辺機器を合わせると18万円を超えてしまったかもしれません。

私の自作したPCスペックはこんな感じでした。

参考になれば嬉しいです。


そして次は組み立ての話ですが、正直これも意味が分かりませんでした。

一応説明書はあるものの、英語や絵しか書いてなかったりするので非常に困りましたが、自作PCを専門としてるYouTubeやブログを参考にしながら悩みまくって頑張って作りました。

合計4時間ぐらいかかったでしょうか。

作成にとても時間がかかりましたが、久しぶりにワクワクしました!

THE・モノづくり感があってとても楽しかったです。

組み立てや配線は全く分かりませんでしたし、変なところに配線を繋げてショートしないか、壊れないかがすごい心配でした。

だって18万円かかってるんですよ!?

配線1つのミスで18万円が無駄になる可能性があると考えるととても心配でしたが、いろんな動画や記事を見て何度も何度も確認して、ようやく電源をつけてみたら、問題なく動きました!

そして1日中パソコンを稼働し続けても特に問題なく使えているので、これで合ってたんだなと今は安心しています。

もし自作PCを作り始めて作り方がわかんないという人は、YouTubeで自分の買ったものを検索してみることをお勧めします。

意外と自分と同じパーツを使って自作PCを作っていたり、解説をしている人がいるのでそれを見ながら作成すると案外上手くいったりします。

私の場合は購入しようとしていたSilencio S600のパソコンケースに、虎徹 Mark II という冷却ファンが入るかどうかが不安でしたが、YouTubeで調べてみると私と同じ組み合わせでパソコンを作っている人がいたので、安心してこの組み合わせで買おうと決意しました。

やはりYouTubeは偉大だなぁと感じました。

楽しむためだけではなく、勉強するためにも役に立つなと改めて感じた日でした。


そして自作パソコンを作った後は他のPCパーツにも興味が出てしまって、最近はYouTubeでグラボの性能比較やCPUの違いなどの動画ばかり見てしまいます。

これはね、正直ハマります。

お金はいくらあっても足りないなと思いました。

せっかくお金もかけて環境を整えたので、配信活動でお金を稼げるぐらいになるまで頑張ってみようかなと思います。

今回は自作PCを作成したお話をしてきましたが、最終的に言えるのは「パソコンは妥協してはいけない」という事です。

パソコンは自分の趣味でも仕事でも機材投資になるので、妥協は絶対にしてはいけません。

少し昔の話ですが、あのトップYouTuberのHIKAKINさんも、夢や仕事に関するものは絶対に妥協しないと決めているそうです。

今の私は、お金の都合上グラボは少しだけ妥協してしまいましたが、それでもやはり平均より上のパーツを購入しています。

皆様も、趣味や仕事でパソコンを購入するときは自作も視野に入れつつ、妥協するかしないかはしっかりと考えて購入してみてください。

以下、購入した商品のリンクを張りますが、私の場合は抱き合わせセールでパーツを購入したこともあり、値段やバージョンが違うかもしれません。

なので、以下のリンクから全てを購入しても私と同じスペックのパソコンを作れる保証はありませんのであしからず。

参考になれば幸いです。