Life Trigger | ライフトリガー

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迫り来る個人の時代で生き抜く方法

今回は「迫り来る個人の時代で生き抜く方法」について考えていこうと思います。

また、standfmという音声アプリでも情報を発信していますので、よかったら聞いていってください。 少しでも面白いな、為になったなと感じましたら、フォローもしてくれると嬉しいです!

個の時代が来る」と、数年前から言われているのに一向に来ないと感じている人も多いかと思います。

こういう変化は徐々に変わっていくので、なかなか気づきにくいですし、この状況をよく「ゆでガエル」に例えられることが多いと思います。

沸騰したお湯にカエルを入れると驚いて飛び出てしまうのですが、水の状態からカエルを入れて徐々に沸騰させていくと、カエルは温度の変化に気づかずにいつの間にかゆでガエルになってしまうという考え方です。

なので今は気づいていないかもしれませんが、どんどん新しい時代に移り変わっている最中かもしれません。

例として、副業OKの会社が増えてきましたし、YouTuberやティックトッカーなどの一般人からインフルエンサーになりやすくなったと思います。

そして今までは趣味で終わっていたものが、動画にしたり文章にしたりする事で、趣味がお金に変わってきたのではないでしょうか。

これらを見ると、個人の時代というのは既にけっこう進んでいるのかもしれません。


では個の時代とは言っていますが、会社は不要だとかサラリーマンを見下しているとか、そういう話ではないと私は思います。

個人の時代が来ると言うと、脱サラして1人でバリバリ営業をしたり、マーケティングの勉強をして収入を得たり、YouTubeTiktok、ブログでアフィリエイトなど、そういった1人で稼ぐものをイメージする人が多いと思います。

ですが、私はそれだけではないと思っています。

個人の時代というのは1人1人が評価されていく時代だと思います。

どういうことかと言いますと、その人が持つスキルが需要としてあるかだと思います。

例えば、営業職の人はたくさんいると思いますが、1人1人のスキルは違うと思います。

数字だけを意識して、内容はほとんど見ずに仕事だけを取ってくる営業さんと、数字はもちろん見るけど内容もしっかりとお客さんに説明して、何だったら契約後のフォローもちゃんとする営業さんなど、いろんな人がいると思います。

では、この2人の営業を比べると需要はどちらが多いか、どちらがより求められているかという話になります。

もう1つ実例を出しますと、中国の保険会社で平安(ピンアン)という企業があります。

平和の平に安心の安で平安(ピンアン)です。

この保険会社は従来の保険サービスだと弱点があると、このデジタル世界で生きていくには重大な欠点があると考えており、新しい取り組みをしています。

その取り組みとは、営業の人が1回で契約を取るのではなく、売れないなと思ったタイミングで専用のアプリをダウンロードすることに目標を変えるそうです。

その専用のアプリには1日1回は絶対にアプリを開いてもらう様な仕組みがあり、色々な検索が出来たり病院の予約もすることができるオールインワンのアプリらしく、このアプリで予約されたらアプリをダウンロードした人の営業さんに連絡が入るそうです。

連絡が入った営業さんは、アプリをインストールしてもらった人に対して色々なアプローチをかけることができます。

「最近体調どうですか?」「お子さんがいるんだったら病院が終わるまで預かっときますよ?」など、その人に対して密接なアプローチをかけることができ、お客様と密なコミュニケーションを取って信頼を得る構造になっているみたいです。

こうすることでお互い win-win な関係性を築ける仕組みになっているのがピンアンです。

この情報は「アフターデジタル」という本に書いてあり、2018年ぐらいの中国の状況らしいので既に3年前からこういった、人と人が1対1でコミュニケーションを取って信頼を得るというモデルに切り替わっている様です。


話がそれてしまいましたが、個の時代で必要なスキルとしては、平安で考えると例えばおばあちゃんに優しく接するする能力とか、こちらの声が聞き取りにくい人でもゆっくり話して相手に寄り添って話せる人など、そういった1人1人のスキルが重要になってくると私は思っています。

なので個の時代を生き抜く上で必須のスキルとして私がお勧めだと思っているスキルは「コミュニケーション能力」と「問題解決能力」かなと思っております。

そしてもう1つ個の時代として重要なものは「投げ銭システム」だと思っています

最近のSNS投げ銭システムを導入していること多いと思います 。

YouTubeなどのライブ配信系を始め、Twitterでも投げ銭システムやスペースのチケット販売システムが導入されました。

一時期爆発的に流行ったクラブハウスにも導入されていますが、これがどういうことかと言いますと、特定の個人やグループを直接応援することができるという事です。

Twitterですと、フォローしている人に対してお金で直接支援することができます。

もちろん手数料とか引かれますが。。。

この人を応援したいと思ってもらえるような人になれば、個の時代として投げ銭がもらえるようになるのかなと思います。

もちろん先ほどの1対1で密なコミュニケーションを取ってサポートをした人も、感謝として何かモノをプレゼントされたり、感謝の気持ちで何かを貰うなどのスタンスで投げ銭ができる仕組みがあれば、営業としての投げ銭も成立すると思います。


私自身、この前初めて投げ銭をしていただきました。

MENTAというところで私はプログラミングを教える副業をしているのですが、そこで「問題を解決するまでの取り組みがすごい。スムーズで感動しました。」と言って投げ銭を頂きました。

既にその問題を解決するための対価としてお金は頂いているのにも関わらず、「感動しました」と言ってプラスで投げ銭を頂いたのですが、正直驚きましたし「あ、これが個人で活動しているって事か」と実感しました。

もしここで事務的に「はいここを見て、ここを見て、ここにこれを書けば終わりです」と言って終わらせていたら、この投げ銭はいただけなかったと思います。

その人のことを考えて、いろんなアプローチで物事を説明したり、その人の目線に立って話すことをした結果いただけた投げ銭なのかなと思います。

menta.work


ではこれらを踏まえて、個人の時代が既に来ているのは分かりました。

そして1人1人が評価されていくので、自分のスキルは何があるか、需要があるのかを知る事が大切という事も大体分かりました。

でも世の中のインフルエンサーみたいに月何百万を稼げるような人には到底なれない、私にはできないと思っている人も多いと思います。

そして私自身もできないなと感じているので、個人の時代をどうやって生きていくかを考える必要があります。

インフルエンサーみたいに堂々といろんな人から支持を得て、何かをして大金を稼ぐように生きるのか、それとも村に1つしかない病院みたいに「この人しかいない。この人じゃないとダメだ」みたいに、影響範囲はそんなに大きくはないけどたくさんのリピーターを得てやりくりをしていくのか

はたまた個人が色んな会社に所属をして、自分のスキルをいろんな会社にどんどん売って生活をしていくのか、いろんな考え方があると思います。

最近言われている個人として生きるというイメージは、インフルエンサーとして生きる考え方だと思いますが、それだけではなく、ひっそり周りの人に少しずつ影響力を与えて生き抜く個人の時代でもいいのかなと私は思います。

皆さんも、

  • 是非個人の時代ってなんだろう
  • 私の強みは、できることは何だろう
  • 最近感謝されたことってなんだろう
  • その感謝された時私は何をしてたんだろう
  • もしかしたらそれが得意なことかもしれない

などを考えてみてはいかがでしょうか。