あなたは何のために文章を書くのか
最近は音声や動画での発信が主流になってきていますが、文章もまだまだ負けてはいられません。
電子化してきているとはいえ本はまだまだ主流ですし、TwitterもFacebookも投稿は文字がメインです。
Facebookはストーリーズ、Twitterはお試しで音声投稿機能が実装されてきていますが...
いずれにせよ、相手に何かを伝える文字の事を「文章」といいます。
よく「文章」と「文書」が間違われたり、どっちを使えば良いかわからなくなる時があります。
この記事では、
文章
文を連ねて、まとまった思想・感情を表現したもの。
コトバンク参照
文書
参照されることを前提として記録される情報である。
Wikipedia参照
と定義して話をしていきたいと思います。
そう考えると、私が今書いているブログも文章になります。
なぜなら、このブログをあなたに読んでもらって、あなたの人生を変える様な一冊を見つけてほしいという思想があるからです。
と、カッコいい事を言ってはみたものの正直な所、この思想はブログを始めた時は持っていませんでした。
私がブログを書き始めた時は「読んだ本をアプトプットして、ついでに誰かが見てくれて役に立てば良いな」くらいにしか考えていませんでした。
要するに、自分は読まないブログを私は書いていたのです。
そんな時に、ふと「自分の自分の文章力を上げてPV数を稼いでみたいな」と思い、文章術が書かれた本を探していた所、とても興味深い本を見つけました。
それがこちら、「読みたいことを、書けばいい。」と言う本です。
書きたい事を書くのではなく、読みたい事を書くのか。。。
と、少し違った発想のタイトルに惹かれて読んでみたのですが、「私が書いている文章は何のために書いているのだろう」と考えさせられました。
この本では誰かのために書くわけではなく、自分のために書く事が大切だと書かれており、「読者としての文章術」が書かれています。
自分がおもしろくも無い文章を、他人が読んでもおもしろいわけがない。だから、自分が読みたいものを書く。
という考えがあり、この本も著者が読みたい文章(本)として書いている様に感じます。
堅苦しい様な文章が無く、とても自由に感じますし、非常にユニークな例えも多いです。
いや、本当にユニークです笑
そして何より、1ページ目の小見出しが
あなたはゴリラですか
から始まります笑
とてもキャッチーな一文ではありますが、それよりも自由度が高いなぁと感じました。
と、この本の面白さを紹介しましたが、文章を書くに当たって重要なのは「自分が読みたい文章であること」と「読者としての文章を書いている事」だと私は感じております。
この本を読んでからのこと、私が記事を書く時はまず「自分がこのタイトルを見て、この記事を読みたいと思うか」を意識する様になりました。
そして、今までは記事を書いたら誤字脱字を確認したら投稿して終わり、だったのですが、記事を書いた後に「これは自分が読んで面白いだろうか」と読む側に立って確認する様になりました。
この取り組みの効果がどの様に現れるのかは、まだ分かりませんが少なくとも、私が書いた記事は私が読んで面白いと思える記事だと言う事です。
これで私もようやく、物書きのスタートラインに立てた様な気がします。
他にも私が心を動かされた言葉があるのですが、全て紹介すると長すぎて私が読みたいと思える記事ならないので、言葉だけ紹介しようと思います。
- 言葉を疑う事から始める
- 物書きは「調べる」が9割9分9厘9毛
- 感動が中心になければ書く意味がない
などの言葉がとても心を動かされました。
それぞれ見出しになっているので、さらに詳しい内容が書かれているので気になる人は是非読んでみてください。
と言う焦らし方も私が読みたい記事だったりして笑