Life Trigger | ライフトリガー

あなたに「きっかけ」をお届けします。

好きな場所に住んで好きな様に暮らす

好きな場所で好きな様に暮らす事が一番の理想だと思いませんか?

夏は北海道で仕事をして冬はハワイで生活ができたり、タピオカが飲みたいが為だけに台湾に行ったりと、やりたいと思った時にやりたい事ができるなんて夢の様です。

ですが、これを夢で終わらせずに実現している人は少なからずいます。

その中の1人が、本田直之さんです。

2011年の話ですが、本田さんは1年の6割はハワイ、4割は日本、2割はその他の国で生活をしていたそうです。

どうしたらそんなに自由に人生を送る事ができるのか、疑問でしかないと思いますが、そんな自由に人生を送る方法が書かれている本があります。

それがこの「ノマドライフ」という本です。



ノマド」という言葉は聞いたことがあると思います。

ノマドワーカーという言葉で一時期とても流行り、場所に囚われない働き方として、カフェなどで仕事をする人が増えたと思います。

ですがこの「ノマドライフ」という言葉の意味は、場所に囚われない働き方とは少し違います。

この本ではこの様に定義しています。

仕事と遊びの垣根のない、世界中どこでも収入を得られるノマドビジネスを構築し、2ヵ所以上を移動しながら快適な場所で生活と仕事をすることで、クリエイティビティや効率性、思考の柔軟性が向上、それがいいスパイラルになるライフスタイル 。

ただ場所に囚われないだけではなく、クリエイティブな発想や思考の柔軟性などが大事になってくることと、ノマドビジネスを構築する必要がある様です。

ノマドライフは誰にでも実現できると著者は断言しており、そのためには6つのフェーズがあると言っています。


  • ベースを作る時期が5年

  • 方向性を模索する時期が3年

  • 未来につながる実績を残す期間が5年

  • 転換期が2年

  • 実戦期が5年

  • 最後はシェアの時期


ノマドライフを実現するには20年かかる計算になります。

今が25歳だとしたら、ノマドライフが実現できるのは45歳です。

気が遠くなってしまいますね。。。

ですがこれは、著者が経験してきた内容に基づいて書かれているため、正直今は時代が違います。

昔よりデバイスもネットもプラットフォームも整っており、今からノマドライフを目指したとしても半分くらいの年数で実現できるのではないでしょうか。

直感でそう感じただけなのでアテにしないでくださいね。。。

そんな6つのフェーズですが、いきなり全てのフェーズを実践するのは不可能だと思うので、まずはベース作りから始めましょう。


ノマドライフのベース作りとしてまずは「仕事のノウハウ」「営業のノウハウ」を学ぶ事と書かれています。

著者は自費で海外のビジネススクールで学び、時間やお金がかかる趣味は全部辞め、のちにMBAを取得したそうです。

もちろん実践して、ストイックになる事が1番の近道だとは思いますが、サラリーマンをしながらこの2つを学ぶのは中々大変だと感じています。

本業が営業職であれば、実践として本業の中でノウハウを身につけることができますが、他の職種の人は副業として少しづつベースを作っていくのが良いと思います。

この本でも、

大前提として肝に命じておいていただきたいのは、会社をすぐに辞めてはいけないということ

とあります。

必要最低限の生活ができるくらいの収入を得る事ができてから、自由になる事が大切です。

そして私が個人的に思う、ベース作りを始めるうえで一番ハードルが低くて取り組める内容は「読書」だと考えています。

著者の本田さんが書いた別の本で「レバレッジリーディング」という本があります。


レバレッジ・リーディング

レバレッジ・リーディング


この本では、本をたくさん読む「多読」を勧めており、「読書は投資である」と提唱しています。

ですので著者の本田さんも、まずはたくさんの本を読んで、様々なナレッジを貯めながら、ノマドライフのフェーズを進めて行ったのではないかと思います。


本を読んだ感想ですが、自由な暮らしは、たくさんの時間と労力をかけて、ようやく得る事ができるものだと知れる本だと感じました。

ですが、今の時代にいる私たちはラッキーです。

今はリモートワークが主流に切り替わりつつあったり、ニューノーマルとして新しい仕事の様式が取り入れられてきています。

働き方を変えるのは今しかないのではないでしょうか。

私もブログを始め、読書を継続的に続けることで、少しづつノマドライフに向けてベースを作っていきたいと思います。

他にもノマドライフに向けた思考のトレーニング方法なども書かれているので、将来ノマドライフを実践したいと思った方は是非読んでみてください。