本は綺麗に読む派だった私が、本は汚して読む派になった3つの理由
本は綺麗に読む派ですか?
それとも汚して読む派ですか?
綺麗に読むのは分かるけど、汚して読むってどういう事?という人のために少し説明をしますと、本に直接ペンで線を引いたり、メモを書いたり、本に折り目を付けたりして読む事を汚して読むと言います。
この「本を汚して読む読み方」は、レバレッジリーディングという本で紹介されており、私はこの本を読んで、本を綺麗に読む派から、汚して読む派になりました。
そして、私が本を汚して読む派になった理由は、
- 綺麗に読んでも結局売らないし読み返さない
- 汚して読む事で愛着がわいて何度も読む
- アウトプットの初期段階として最適だと感じている
の3つです。
この本を読んだ直後は、まだ綺麗に読む派だったのですが、その後も色々な本を読んでいるうちにある事に気がついてしまいました。
それは、「綺麗に読んでも結局売らないし読み返さない」という事です。
そうなのです。
所有欲のある私は本を売ることもしないですし、読んだらそれで満足してしまい、良いと感じた内容すら読み返すこともありませんでした。
そこで、改めてレバレッジリーディングを読み返してみると、「目的をもって本を読め。1冊に必要な情報は16%くらいしかない。」と書かれているのを見つけ、試しに本を目的を持って読んでみようと心がけました。
では、目的とはなんでしょうか。
私が本を読む目的は、本の中から自分の人生に活かせるものを見つけて実践する事です。
綺麗に本を読む事でもなく、たくさん本を集める事でもなく、 本を読んだ気になって満足する事ではありません。
そう考える様になってから本に線を引いたり、折り目(ドッグイヤー)を付けながら読む様になりました。
そしてさらに気づいた事があります。
それは、「汚して読むと愛着がわいて何度も読む」という事です。
これは本当に意外でした。
漫画でお気に入りのシーンを何度もを読むかの様に、ビジネス書も線を引いた箇所を何度も読む様になりました。
その結果、本を紹介する時にスラスラと内容が出てきたり、何かに取り組んでいる時に「あの本に役に立つ事が書いてあったな」と思い出す事が多くなり、知識が定着している事を実感しています。
他にも、最近実感している事ですが、本に線を引いたりする事で、アウトプットするための下準備として最適だと気がつきました。
私は今こうして、読んだ本の中で良いと思った事を自分の考えと共にブログに書き連ねていますが、こういった「情報をまとめてアウトプットする時」には、本を汚す事は非常に有用だと感じています。
このおかげでブログを書くときは、「線を引いた箇所の前後を読んで記事を書く」というルーティンができています。
まとめます。
私が本を汚す派になった理由は、
- 綺麗に読んでも結局売らないし読み返さない
- 汚して読む事で愛着がわいて何度も読む
- アウトプットの初期段階として最適だと感じている
という事を元に、本を綺麗に読む派から、本を汚して読む派になりました。
「絶対本は汚して読め!」と言うつもりは全くありません。
事実、新作の本を綺麗に素早く読んで、それを売れば実質500円くらいで読めるでしょうし、本をたくさん読むにはコストパフォーマンスを考える必要も出てきます。
また、いちいちペンを持って線を引く行為がめんどくさく、集中して本が読めない人もいると思います。
読み方の正解は無いと思いますし、本を読む目的を思い出せば、読書法なんてものは、自分にあった方法を選ぶのが一番良いと思います。
みなさんも、自分あった読書法を探してみてはいかがでしょうか。