【音声紹介あり】新しく生まれようとしている選書サービスからヒアリングを受けてきました
この記事は音声でも紹介しております。
記事として書いている内容とは違う事も話しているので、是非聞いてみてください。
今回は新しい選書サービスの「sensho」というサービスを紹介します。
このサービスはまだリリースされていませんが、ホームページは公開されています。
そのサイトを見る限り、ユーザーと書店を繋げて選書ができるプラットフォームの様です。
選書の流れとしては、
1. カルテを記入する
2. 書店が選書する
3. 本が届く
の3ステップの様です。
「カルテ」という単語から分かる様に、岩田書店の1万円選書の影響を少なからず受けていそうですね。
ポイントは、ここの運営会社が選書を行うのではなく、あくまで書店の人が選書を行うということです。
YouTubeを思い浮かべると分かりやすいと思います。
YouTubeは「私たちが面白い動画や為になる動画を提供します」ではなくて、「面白い動画や為になる動画を提供できる場所を用意したので、みんな使ってね」というスタンスだと思います。
それと似たような感じで、「私たち会社が選書するのではなく、選書ができる場所を作ったので、利用したい人はみんな集まれー」という感じでは無いでしょうか。
ユーザーの誰でも選書をする側になれるわけでは無さそうですが、書店という括りでたくさんの書店に参加できる権利はあり、その書店は1から人を集めなくても、選書して欲しい人と出会える場になるはずです。
選書をしてもらう側は、どんな本を読むか迷っている人や、自分に合った本を読んでみたい人が、わざわざネットの記事や本屋さんをたくさん見て探さなくても、このサービスを使うことで、書店員というプロの人から本を選んでもらうことができます。
この様なサービスは今までなかったのでは無いでしょうか。
「私たちが選書します」というサービスはあっても、「選書する場を作りました」というサービスは初めて出会った気がします。
私の調査不足で他にもこのようなサービスがあったらTwitterとかで教えてください。。。
と、この様にまだリリースされていませんが、面白そうなサービスであることは間違いないです。
そして今回私は、この新しく生まれようとしている選書サービスのヒアリングを受けてきました。
どこまで内容を話して良いかわかりませんが、本を読む時や買う時の話や読んでいる本のジャンル、選書サービスについての質問を聞かれました。
また、ヒアリングしてくださった人も本は好きな様で、なんと選書もしたことがあるとのことでした。
本好きが企画していると知れただけでも、良いサービスになりそうな気がしますね!
今後も再度ヒアリングする機会があるかもしれないとのとこで、また進展がありましたら紹介していきたいと思います。
まだまだ構想中のサービスではありますが、将来的とても楽しみなサービスですね!
ぜひ公式サイトやツイッターをチェックしてみてはいかがでしょうか。
Twitter:https://twitter.com/sensho_books
追伸
ヒアリングの謝礼と言うことで、選書をしてもらえることになりました!
私とのヒアリング内容と、Twitterの発信内容から1冊選んでもらいました。
その本は、「動的平衡:生命はなぜそこに宿るのか」という本でした
ぱっと見とてもお堅い本をイメージを受けたのですが、とりあえず「動的平衡」とは何か調べてみました。
簡単に説明すると、小さく見ると変化しているけど、大きく見ると変化してないように見えること、だそうです。
この説明をみた時私は一番に、人間を思い浮かべました。
人間は数ヶ月で全ての細胞が入れ替わるので、数ヶ月後の君は、今の君と同じ人間と言えるか、みたいな話が思い浮かびました。
これを知った途端、この難しそうな本がとても面白そうな本に見えてきて、早く読みたくなってきました!
ですが、なぜこの本を選んでくれたのかは分かりません。
このように、選書は新しい本や知識に出会えるワクワクと、なぜこの本を選んでくれたかを考える楽しみを味わえる、一度で二度おいしい取り組みなのです。